管理会社を変更したい!

ある理事長の不満と不安

修繕積立金がまた値上げされる!これで5回目だ。分譲当初60円/㎡だったのに、今回の値上げ案では330円/㎡だ。今後の大規模修繕工事は本当に大丈夫なのか?

 

管理費委託費の値上げの話もある。安くする方法はないのか?

 

最近、管理費・修繕積立金の滞納者・滞納額も増えて来た、心配だ。

 

このところ、管理会社の対応が遅く、おざなりだ!なんとかならないか?

 

理事会議事録作成だって、1ヶ月以上かかっていて、議事録の意味がない。

 

騒音、ゴミ捨てのトラブルも絶えない。子供の悪戯もひどい!なんとかならないものか?

一部組合員からのクレームもきつくて対応が本当にしんどい。

 

高齢者のみの住戸が増えてきた!何もしなくていいのかな?

 

賃貸住戸や空き住戸も増えてきた!これからどうなるのだろう?

 

管理組合役員の成り手もすくなく、組合活動が形骸化している!大丈夫か?

 

それにしても、組合員の多くは無関心すぎる。総会への出席率も役員を含めても10%以下だ。

 

10年後、20年後、30年後のマンションはどうなっているのか?どうすればよいのか?

 

 

知識も経験もない、なにより時間がない。私一人ではどうにもならない。どうしたらいいんだろう?

管理会社や担当者を変更しても・・

担当者や管理会社を変更したらいいんじゃないか?

 

確かに担当者の管理業務への習熟度・取組み姿勢・能力の違いはあります。

 

また、管理会社にも担当者の担当組合数を10組合以下にするところもあれば20組合以上担当させるところもあったり、部門間の組織連携上の問題を抱えている会社もあります。

 

しかし、管理会社の経営方針として、建物・設備の修繕更新工事等での売上・利益拡大欲求が高い限り、売上・利益拡大につながらない組合運営支援等に多くの時間を掛けられない事はどの担当者・会社も同じです。

 

ですから担当者や管理会社を変更しても、管理組合の本質的、長期的な課題解決は出来ません。結局のところ組合員自身の積極的・継続的な関わりが必要となってきます。