高齢化問題は、地方の問題ではなく、実は大都市圏の問題で、分譲マンションの問題です。

マンションの多い大都市圏では、高齢世帯化がより激しく進みます。

 

平成25年国土交通省調査では、マンションに住む世帯主の50%以上が60歳以上で多くは終の棲家として住んでいます。近年、戸建て住宅を売却し、生活に便利なマンションに移り住む高齢世帯も多くあります。

 

現役を引退し年金生活者となる高齢世帯では、修繕積立金等の負担能力は低下し、やがて死亡のあと相続放棄され、空き家となるリスクが増大します。

 

この問題解決にも長期的視点に立った「ビジョン」を組合員が共有し、継続的に課題解決に取り組む必要があります。