マンションを販売するとき、分譲会社は売りやすくするために、修繕積立金は低めに設定しています。2021年販売の新規分譲マンションでは、修繕積立金は5千円台から7千円台が多いです。

 

上記のマンション総合調査は、初期の修繕積立金からその後、値上げが何度かされた結果の平均値です。

 

そして多くのマンションでは、長期修繕計画上必要とされる積立額に比して不足しています。

その原因は、分譲時の初期設定額が低すぎること。

そして、長期修繕計画が見直される度に必要額が増大し、修繕積立金の値上げが追いつかなくなるからです。

 

早急に、管理費も含めて無駄な支出を減らし、トータルな見直しが必要となります。