8割の住民が面倒だと感じている

理事会・総会などへの参加は面倒

大規模修繕工事などを行う株式会社カシワバラコーポレーションにより、分譲マンションに住む20歳から69歳の男女400名にアンケート調査を行いました。

 

「理事会・総会などへの参加が面倒だと感じますか?」という質問に対しては、81.0%の人が「そう感じる」「やや感じる」と回答しています。

 

年代別にみると、働き盛りの50代は87.5%と他の世代より高い数字となっています。

 

・20代(79.1%)・30代(79.6%)

・40代(82.9%)・50代(87.5%)

・60代(75.0%)

 

また、面倒と感じる理由を尋ねてみると、「忙しい」「責任を負いたくない」が主なものでした。

 

①忙しい・時間がない(46.3%)

②何かの責任を負うのが嫌だ(34.9%)

③話しても意見がまとまらない(29.3%)

 

マンションのルール67.3%

「どのようなことが話し合われるべきと思いますか?」との問いに対しては、

 

①マンションのルール(67.3%)

②管理費の使い方(65.8%)

③防災について(45.3%)となり、 マンションにおけるルールに関心が高いことが分かりました。

管理費・大規模修繕工事にも関心は高い

「管理費を高いと感じるか?」との問いに対しては、64.8%の人がそう感じると回答しています。

 

「管理費の使われ方を把握しているか?」との問いに対しては、55.5%の人が把握していると回答しています。

約半数近い人は把握できていない状況で、若い人ほど把握できていないようです。

 

「大規模修繕工事に関心があるか?」との問いに対しては、78.3%の人が関心があると回答しています。

関心はあるけれど・・・

マンション内のルールや管理費・大規模修繕工事など関心はあり、管理組合活動の必要性は感じているけれど、自分が関わるのは「時間もないし」、「責任も持ちたくない」ので関わりたくない。

 

という所でしょうか?ある意味当然です。

 

やはり、知識・経験があり、時間も掛けることのできる、マンション管理士などが管理組合の管理者となって組合運営をリードしていくこのような仕組みが必要です。