宅配ロッカー

今やマンション居住者にとって、必需品となりつつまる宅配ロッカーです。

 

最近のマンションには、ほほ100%共用設備として備え付けられています。

 

ご存じのとおり、宅配ボックスとは不在時自動荷物受け取りシステムのことを言います。具体的には宅配物の受け取り人が不在の際、一時的にその宅配物を保管しておくロッカーのことを指します。

 

宅配ロッカーには、大きく3種類のタイプがあります。

宅配ロッカーの種類

機械式 自主管理式 オンライン管理式
 コンピュター制御なし コンピュター制御あり  コンピュター制御あり
通信管理機能なし 通信管理機能なし 通信管理機能あり
ダイヤル式 電気制御式 電気制御式(通信回線で遠隔操作可)
①配達員が暗証番号を記述した不在連絡票をポストに投函
②入居者がそれをもとにダイヤル式のボックスを開錠する
コンピュターで制御されており、操作キーを押して入居者確認後、タッチパネル操作などでボックスを開錠する コンピュター制御に加えて、24時間管理センターにより遠隔監視。トラブル発生時に遠隔操作で開錠可能。
電気代不要

オンライン管理式より保守料金安い

(6,000円/月程度)

トラブル時に便利。遠隔操作で対応可
セキュリティー面不安(盗難事故) トラブル時に時間がかかる(遠隔操作不可) 自主管理式より保守料金が高い

3例片面タイプ

(90万~100万)

3例片面タイプ

(110万~130万)

3例片面タイプ

(140万~160万)

留守時に配達された荷物を代わって受け取る便利な設備というだけでなく、いろいろな業者が外部から出入りすることを防ぐセキュリティ面からも現代マンションに標準装備として設置されるようになった宅配ロッカーです。

よくあるトラブル

ロッカーの扉があかない!!
管理会社に連絡を入れ、管理側から派遣される担当者の到着を待つ。トラブルが深夜や早朝の場合は、翌日以降に持ち越し。これってとっても不便。
オンライン管理なら、管理センターがその場で瞬時に遠隔解錠。深夜でも早朝でも管理センターは24時間365日稼働だからいつでも対応。
配達業者の入庫ミス!!
上記と同じく、担当者の到着を待ち、開けてもらいます。そのタイミングで再び配達業者が出動し、納めるべきロッカーに荷物を入れ直します。配達業者にとっても非常に手間です。このような事態を恐れて暗証番号式のオフライン宅配ロッカーには配達しない業者もいるほどです。
オンライン管理なら、管理センターがその場で瞬時に遠隔解錠。正しいロッカーに大切な荷物をすぐに入れ直すことで問題解決できます。
操作キーを紛失した!!
管理会社に紛失の届けを出し、ロッカー会社に問い合わせをした後、再発行の手続きをしてもらう。
オンライン管理なら、厳正な本人確認をした後、管理センターで瞬時に再発行手続きをします。
宅配ボックスの故障!!
管理会社に連絡を入れ、管理側から報告を受けた宅配ロッカー業者の出動を待つ。トラブルが深夜や早朝の場合は、翌日以降に持ち越しに、なんてことも多々あること。その間、当然宅配ロッカーは利用できず、とっても不便。
オンライン管理なら管理センターが遠隔点検、遠隔メンテナンスによって、毎日定時に全国に設置されたフルタイムロッカーを対象に通信回線を利用した稼働チェックを行います。万が一、現地ロッカーに異常がある場合には、いちはやく発見され、すばやく復旧されます。
消耗品が切れた!!
管理会社に連絡を入れ、管理側から報告を受けた宅配ロッカー業者の出動を待つ。トラブルが深夜や早朝の場合は、翌日以降に持ち越しになんてことも多々あります。この間、当然宅配ロッカーは利用できずにとっても不便です。
オンライン管理なら現地ロッカーが備え付けの消耗品の寿命が近づくと専用回線を通じて管理センターに警告を発信。それを受けてセンターが消耗品の補充、交換にスタッフを派遣します。