マンション管理士が理事長代行として、管理者となり管理組合を運営する。
各種ツール(※)も活用して、理事会役員の負担も軽減する。
※工事業者・専門家マッチングサポートサービスの利用
※会計業務アプリ「KURASEL」などの導入
その間、理事会メンバーに管理組合運営の「ノウハウ」を伝達し、「マニュアル」も作成する。
そうすることで人材育成をはかり、近い将来の自主管理運営を目指す。
これが「これからのマンション管理」です。
マンション管理士は、管理組合の立場に立ち、次の2つを使命に管理組合を運営します。
・より少ない費用で、マンションの資産価値を維持向上させる。
・より良いコミュニティを形成する。
マンション管理士が理事長代行(管理者)としてマンション管理会社など取引先事業者に対して、業務実施の指示を行い、報告を受け、実施状況をチェックする。
また、組合員からの苦情・クレームなどの受付窓口ともなり、解決にあたる。
そして、私の場合は、組合員の年金・介護・相続などについても、かかりつけ医のように身近な相談窓口ともなれます。
理事会は、マンション管理士から報告や提案を受け、マンション管理士が理事長代行(管理者)としての業務を適切に行っているかチェックする。
このような仕組みが、「これからのマンション管理」です。
理事会役員の負担が軽減される。管理業務の品質が向上する。一方でマンション管理士採用でその分管理コストが増える等、どんなメリット・デメリットが考えられるのか?
部外者が管理者になれるのか?理事会は解散するのか?管理会社に管理業務は委託しないのか?管理会社は変更するのか?など よくお聞きする質問です。
総会での議決権行使総数が3/4未満。理事会は毎月開催されていない。名簿が毎年更新されていない。など5つ以上当てはまれば、要注意です。早めの対応が必要です。
これからのマンション管理を導入した場合、管理会社の役割はどうなるの?
これからのマンション管理を導入した場合、管理士はどこまで対応してくれるのか?
これからのマンション管理を導入した場合、管理組合(理事会)の役割はどうなるのか?