中古マンションを選ぶポイント

購入者から敬遠されてしまうマンションというのは、言い換えれば資産価値が下落しやすいマンションということです。

立地や周辺環境はどうにもなりませんが、管理に関する項目は管理組合の取り組み次第で大きく改善されます

「管理費や修繕費」が著しく低かったり、高すぎたりしないか?「長期修繕計画」において修繕積立金不足が発生する計画になっていないか?「過去の修繕履歴」がきちんと記録されているか?「管理組合の活動状況」議事録等がきちんと整理されているか?については、定期的にチェックされることをおすすめします。

建物設備における選ばれるポイント

外観・共用部分のチェックするべき設備については、「駐車場の有無、管理状況」(75.5%)が最多となった。次いで「エレベーター(数や管理状況など)」(66.9%)、「駐輪場の有無、管理状況」(61.6%)が続いた。

 

室内でチェックするべき設備の1位は「給湯器(交換時期など)」(64.2%)だった。以下「お風呂(清潔さ・シャワーの水圧など)」(61.5%)、「床(きしみ・ゆがみなど)」(60.5%)と続いた。

 

このような点が選ばれるポイントとなっていることを知り、管理組合や各区分所有者が適切に対応することが資産価値を維持・向上することにつながる。