クレーム対象になり易いエントランス

マンションのエントランスは、まさにそのマンションの顔ともいえる存在。居住者が帰宅した時にほっとする空間であるとともに、来客時にちょっとした応接場にもなる便利な場所です。ところが・・・

 

ソファーセットが、いつのまにか子供たちのゲームスペースになり、大声で騒いだり、子供たちが駆け回ってうるさい、飲食をする人がいる、しかも後片付けもしない、中高生のたまり場になっていて、落ち着いて座れないし、怖くて注意もできない・・・

 

とは言え、老若男女様々な価値観・ニーズをもった人たちが住んでいるいるのがマンションです。

小さい子供を持つ母親にとって、マンションのセキュリティ内で遊べる空間は貴重です。しかし、応接場に利用しようとする人から見れば、子供たちや中高生のたまり場になっているのは、許せません。

最低限のルール(マナー)徹底と創意工夫

「長時間専有しないこと」、「大声を出して騒がないこと」、「後片付けをすること」、など最低限のルール(マナー)を作り徹底することがまずは大切なことで、管理組合として居住者全員にアンケートを取るなどして、議論し、コンセンサスを得る努力が必要です。

 

こうしたプロセスを経ることで、お互いにこれだけは守っていこうという雰囲気を作ることが大事です。

 

そして、エントランスそのものを誰もが使い易いものとなる物理的な創意工夫も必要です。

 

例えば、こんな風に・・・